色素増感型フレキシブル太陽電池の高性能増感剤の開発
研究代表者 |
松居 正樹 岐阜大学, 工学部機能材料工学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | PETフィルム等の基盤上に酸化亜鉛色素増感太陽電池を形成したフレキシブル太陽電池が注目されて実用化研究が進められている。本研究の目標はこの太陽電池の変換効率を7%に飛躍させる(現在は4% 程度)高性能増感剤の開発である。本目標を達成することができれば室内での利用や高電流を必要とする機器への応用が可能となり、フレキシブル太陽電池の実用化が促進される。本研究の狙いは、インドリン色素をベースにして、既知のものよりも光の吸収領域が広い化合物を創出することである。現在までの研究でインドリン色素の構造と光吸収領域との関係もかなり明らかにしており、申請者の有する精密合成技術を駆使して系統的に新規化合物を合成すれば、変換効率7%の高性能増感剤に到達できるものと考える。
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