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細胞操作用導電性ナノバイオ探針の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

種村 眞幸  名古屋工業大学, 大学院工学研究科都市循環システム工学専攻, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要人の体細胞の大きさ(直径)は一般に数から数十μm であり、その約1/100 程度以下の直径のナノサイズの針を用いれば、細胞への遺伝子導入等を目的とした挿入操作が、生細胞を用いて長時間可能である。安全で確実な細胞操作技術の確立は、再生医療等の分野で今後益々その重要度を増す。その発展の鍵を握るものの一つが、ナノサイズ探針である。現在、例えば走査プローブ顕微鏡(SPM) 探針に収束イオンビーム(FIB)加工を施すことで目的とする探針が作製されているが、いわば一本一本の職人芸的手作りであり、大量に、安価に作製することは原理上不可能で、ナノサイズ探針の安定大量供給が大きな課題となっている。本提案では、提案者独自の「イオン照射誘起カーボンナノファイバー(CNF)室温大量合成技術」を基に、アレイ状に配列されたSPM 探針群の各先端に一本だけCNF が成長した、「導電性、機械的特性、サイズ、成長方向の制御された細胞操作用CNF 探針」を一括大量生産する技術を開発する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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