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ナノ複合粒子の準安定相化を利用する排ガス無害化用セラミックスの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

小澤 正邦  名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要ベンゼン、トルエンなど芳香族揮発性有機化合物(VOC)や各種燃焼排ガスの放出源については有害成分の完全燃焼による無害化処理が必要である。希薄な難燃焼性成分に対する排気の完全無害化においては、白金などの高価な貴金属を用いた触媒が使用されている。本課題では、資源上危惧のある貴金属類の使用を避け、低廉かつ汎用性VOC 浄化触媒の全セラミックス化をめざした「ナノ複合粒子の準安定相化を利用する排ガス処理用セラミックス」を開発する。本触媒は準安定状態セラミックス固溶体の特徴を有する。高温でも微粒子状態を保持、かつ焼成可能であり、さらにそれ自体のスラリー化によるセラミックス成形、焼成が可能であるため、各種大小形状の、全セラミックス型VOC 浄化装置への装着が可能となる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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