腸内ガス分析に適した貴金属ナノ粒子機能薄膜の医療応用
研究代表者 |
八木 伸也 名古屋大学, 大学院工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 世界的規模で深刻化している死亡理由の大腸ガンや直腸ガンの早期発見に関する研究は、非常に急務な課題である。しかしながら、その発見や検診については患者の肉体的かつ精神的な負担が非常に大きく、また自覚症状がほとんど見られない状態で進行するため、その適切な治療が手遅れになるという状況が多く存在する。本研究課題では、腸内に発生したガン患部から放出されているガス成分に注目し、非常に微量ではあるが、そのガス成分を特定してそのガス分子を効率よく検出するシステムの構築を最終目的としている。
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