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撥水性と光触媒活性を併せ持つ高機能表面の設計と性能評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

松田 厚範  豊橋技術科学大学, 物質工学系, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要本課題では、ゾル‐ゲル法で作製した種々の有機官能基R を有するRSiO3/2-TiO2 系無機-有機ハイブリッド透明膜に選択的に紫外光照射を行なってSi-C 結合を開裂させ、さらに温水処理を行なうことによって光照射部分のみにアナターゼ微結晶を析出させる。得られるハイブリッド膜は、有機官能基Rに由来する撥水などの機能とアナターゼ微結晶由来の光触媒・親水性などの機能を併せ持つ高機能表面であり、セルフクリーニング、印刷など様々な分野への応用が期待される。ハイブリッド膜への紫外光照射と温水処理によるアナターゼ微結晶の選択析出技術は、独創性の高い全く独自の技術である。研究期間中には、高機能発現に向けた官能基Rの種類と温水処理条件の最適化と硬度・耐久性などの評価を行なう。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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