撥水性と光触媒活性を併せ持つ高機能表面の設計と性能評価
研究代表者 |
松田 厚範 豊橋技術科学大学, 物質工学系, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 本課題では、ゾル‐ゲル法で作製した種々の有機官能基R を有するRSiO3/2-TiO2 系無機-有機ハイブリッド透明膜に選択的に紫外光照射を行なってSi-C 結合を開裂させ、さらに温水処理を行なうことによって光照射部分のみにアナターゼ微結晶を析出させる。得られるハイブリッド膜は、有機官能基Rに由来する撥水などの機能とアナターゼ微結晶由来の光触媒・親水性などの機能を併せ持つ高機能表面であり、セルフクリーニング、印刷など様々な分野への応用が期待される。ハイブリッド膜への紫外光照射と温水処理によるアナターゼ微結晶の選択析出技術は、独創性の高い全く独自の技術である。研究期間中には、高機能発現に向けた官能基Rの種類と温水処理条件の最適化と硬度・耐久性などの評価を行なう。
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