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複雑組織を有する編地の3次元モデリング及び変形予測手法の研究

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

太田 幸一  愛知県産業技術研究所, 尾張繊維技術センター 開発技術室, 主任

研究期間 (年度) 2007
概要メッシュ編みなど複雑な編組織からなる編地を最終製品の形状に加工した場合に、製品上にしわや過度の引張り状態が発生するが、この状態を編地を作らずに、糸の物性(引っ張り、曲げ、圧縮挙動等)を利用することにより、コンピュータ上で予測する手法を開発する。編地を曲面形状に加工した時に発生する歪み量を予測するために編地の3次元モデルを作成し、糸の物性と編地の編成条件から、最終製品の形状に加工した場合に発生すると予測される編地全体の歪み量を計算する。これにより、あらゆる種類の素材、太さの糸、設計条件の編地の組み合わせによる多種類の編地を試行錯誤的に試作することなく、最終製品にしたときに美しいシルエットが表現できる最適な編地を予測設計することが可能となる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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