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高硬度で親油性の高いコーティング膜の低温合成技術

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

田邊 靖博  名古屋大学, 大学院工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要「技術内容・目的」:高性能な低摩擦・低摩耗膜のコーティング合成技術を簡便かつ省エネルギーなプロセスで実現する。この技術をエンジンのシリンダライナーなどに適用すれば、輸送機器のエネルギー効率を大幅に向上することができる。また、耐熱樹脂へのコーティングも可能であり、カム、ギヤ、軸受けなどの樹脂系部材の耐久性向上を狙い、機械システムの部材軽量化に大きく貢献する。「実験内容、目標」:最適な錯体化剤によってその加水分解速度を制御した金属元素アルコキサイドを用いて、骨格構造ならびに骨格外クラスターに存在するナノサイズ化合物(クラスター)を制御して、硬くて高い親油性を有するコーティング膜を、溶液から低温で合成する。金属部材への焼付け塗装が可能な200°C程度の低い熱処理温度においてもSUS なみの硬さと親油性を有するコーティング膜を合成する技術の確立を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-01-10  

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