検索
前のページに戻る
多価カチオン導入ヘテロポリ酸による高効率エステル化触媒の開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
薩摩 篤
名古屋大学, 大学院工学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2007
概要
エステル化反応は医薬品・高分子材料合成に欠かせない重要な反応である。通常,酸触媒として均一系の硫酸などが用いられるが、この場合廃酸などの廃棄物が大量に生成する。申請者らはエステル化反応の新規な触媒系として, 多価カチオンを導入ヘテロポリ酸の検討を行い、1-オクタノールとデカン酸を1:1 としたエステル化反応において有効な触媒として作用することを見いだしている。本申請研究ではこの触媒系の応用範囲、触媒構造および反応機構の検討を通じて実用化を目指す。