感度安定型PZT素子を用いたインフラ構造物の健全性監視システムの開発
研究代表者 |
日下 貴之 立命館大学, 理工学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2007
|
概要 | トンネル等でのコンクリート剥落事故に見られるように、様々なインフラ構造物で老朽化や強度不足が問題視されるようになっている。従来、この種の構造物の健全性評価は、定期検査ベースで行われるのが一般的であったが、近年、構造欠陥の早期発見、検査コストの削減などの観点から、構造物中に各種のセンサーを埋め込むことによって、構造物の健全性を常時監視できるシステムの開発が精力的に行われている。本研究では、これまでに申請者らが開発した高性能PZT素子と損傷可視化技術を応用して、鉄道橋や道路橋などの健全性を常時監視できるシステムを開発し製品化することを狙う。
|