研究代表者 |
鈴木 孝仁 奈良女子大学, 理学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 植林されたスギ、ヒノキ、ヒバで生ずる間伐材とハンノキから得られる精油成分を利用し、これまでのアルコールや塩素系の殺カビ剤とは異なる方法で、微生物、とくに真菌(カビ)の増殖抑制効果を付加価値としてもつ安全な防菌防臭剤の開発研究を行う。これらの精油成分のうち、無性胞子(分生子)の発芽、菌糸の成長、菌糸体からなるバイオフィルム形成までの真菌生活史の各段階を抑制する効果の有無を判定するため、顕微鏡による定量的観察法を適用する。最終的にどのような抽出法と精油成分の混合比が抗真菌活性を備えた安全な防菌防臭剤として優れているのかを明らかにし、製品化につなげる。スギの精油成分はチップから抽出し、ヒノキとヒバは主に市販されている精油を使用する。これらの材料は、これまでの共同研究者であったダイワ産業を通じて購入する。突然変異原試験や防臭の官能試験は申請者が行い、悪臭物質との化学反応の有無はガスクロマトグラフィで検出する試験は検査請負業者に委託する。
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