ステイン法によるガラスのフルカラー着色のための基礎的研究
研究代表者 |
角野 広平 京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科 物質工学部門, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | ステイン法とは、銀や銅の化合物を含むペースト(ステイン)をガラスに塗布し、熱処理することによって、これらのイオンをガラス表面内に導入し、ガラスそのものの表面付近を着色する技術である。本研究では、ステイン法とインクジェットなどの印刷技術を組み合わせることによって、非常に簡便に、ガラス表面内に数十ミクロンオーダの三原色画素を形成し、ガラスのフルカラー着色・描画技術を開発することを目標としている。本課題では、ガラスの組成、溶融条件と発色との関係について調査し、フルカラー化のために、同じガラス基板上で、三原色を同時に発色させるための基礎技術を確立する。
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