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誘引物質を用いた水生有害貝類の長期制御システムの確立

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

遊佐 陽一  奈良女子大学, 理学部, 准教授

研究期間 (年度) 2007
概要本課題では,水生有害巻貝を長期間抑制する手法を開発する。日本の侵略的外来種ワースト100 に挙げられている淡水巻貝はスクミリンゴガイとサカマキガイの2 種のみであり,これらは共に農業などの産業や自然環境に対する悪影響を及ぼしている。また観光地としての奈良県では,水田や用水路のコンクリート壁についたおびただしい数のピンクの卵塊が景観上問題となっている。これらの貝に対しては,農薬の使用が不可能あるいは有効でないため,誘引物質を用いた効率よい制御が望まれる。代表研究者らは,両種に対する選好性の高い誘引物質の開発を行ったが,長期残効性が問題であった。そこで,これら2 種に対するコーティングを施した長期残効性の高い誘引剤を開発し,これら巻貝を長期間抑制する手法の実用性を確認する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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