研究代表者 |
内藤 昌信 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 助教
|
研究期間 (年度) |
2007
|
概要 | 環境汚染物質を高選択的・高感度・リアルタイムに検出する革新的技術の確立が地球規模で熱望されている。本提案では、ケイ素高分子“ポリシランPSi”が酸素(O)、窒素(N)、フッ素(F)を含む低分子化合物と特異的に相互作用することを利用し、ホルムアルデヒド、フッ素イオン、NOX、SOX などの環境汚染物質の定量を超高感度(10-12 M 程度)かつリアルタイムで検出するシステムを開発する。環境汚染物質の定量は、ナノグラム天秤である水晶発振子(QCM)の金電極上に共有結合で直接固定化し、PSi と相互作用した環境汚染物質の重量変化として検出することで、高感度化とリアルタイム検出を同時に実現する。
|