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高効率なインシリコ薬物探索システムの研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

奥野 恭史  京都大学, 大学院薬学研究科 統合薬学フロンティア教育センター, 准教授

研究期間 (年度) 2007
概要医薬品の開発には、膨大な時間と費用を要し、開発期間9~17 年、開発費用1 新薬あたり約500 億円、医薬品開発の成功確率15,622 分の1 と見積もられている。ここで、化合物ライブラリーから非臨床段階までの成功確率は0.04%という非常に低い確率であるのに対し、非臨床段階まで進んだ化合物は16%という高確率で承認に至っている。このことは、化合物ライブラリーからヒット化合物を見出すヒット確率を向上させることが、医薬品開発の効率化、低コスト化に必須であることを示している。本研究開発では、ドッキングシミュレーションにはよらないで、タンパク質、化合物の構造や物理化学情報、生理活性情報から、新規な方法で活性化合物を高精度に予測する計算ソフトを開発する。これにより、医薬品開発プロセスのボトルネックとなるシード・リード化合物の探索過程の劇的効率化を目指す。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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