生分解性プラスチックの非滅菌酸発酵での材料生成とその合成技術の開発
研究代表者 |
津野 洋 京都大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 有機性廃棄物の利活用は石油への依存率を低下させるだけでなく、カーボンニュートラルな性質のために地球温暖化防止に対しても有効である。また、生分解性プラスチックは市場認識が高まりつつあり、年々その普及率が上昇している。このような背景を踏まえ、本研究ではL-乳酸を生ごみやその他の有機性廃棄物から非滅菌酸発酵により生成し、それを用いて、生分解性プラスチックであるポリ乳酸合成技術の開発を行う。生ごみからポリ乳酸合成までの一連の工程を開発することおよび生ごみ以外の有機性廃棄物にも本技術を適用することが目標である。
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