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マウス神経幹細胞を利用した効率の良い中枢神経発生系の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

黒坂 光  京都産業大学, 工学部生物工学科, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要本研究課題の目的は,マウス初代培養神経幹細胞を用いて,安定した神経細胞分化系を確立することである.幹細胞細胞技術の進歩に伴い,神経疾患に対する再生医療の期待が高まるが,未だ安定な神経細胞再生系は開発されていない.一方,神経細胞におけるタンパク質への糖鎖付加などの翻訳後修飾反応の異常は,タンパク質の立体構造の変化と凝集を引き起こし,その結果特定の神経細胞が脱落し,パーキンソン病に代表される神経変性疾患の原因となる.すなわち,安定な神経細胞の確立には,効率の良い細胞再生系と,安定したタンパク質発現系の両方が必要である.申請者は,将来的には神経疾患に対する神経細胞の補充療法をねらいとして,神経幹細胞に安定なタンパク質発現系を導入することで,効率の良い神経細胞分化系を開発することを本年度の目標とした.

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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