末梢血流の非定常低周波成分解析による覚醒状態定量化手法の研究
研究代表者 |
小山 恵美 京都工芸繊維大学, 大学院工芸科学研究科 デザイン経営工学部門, 准教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 覚醒中の眠気(眠気を我慢して覚醒を維持できる状態)のレベルを正確に計測することは、運輸業界はもとより安全性を強く求められる業界の永遠の課題である。さらに、産業界等における業務効率向上の面からも、同計測に対するニーズは高まりつつある。ところが従来の計測指標である脳波の波形解析法では、被計測者が静止していなければ計測が不可能であることから、上記の計測したい場面での応用はできない。このため、本応募課題では、動いている被計測者においても計測が容易な末梢血流に着目し、その低周波成分を用いて時系列解析する覚醒状態定量化手法を確立する。
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