研究代表者 |
辻 幹男 同志社大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 携帯電話や無線LAN などでは使用周波数帯域が1 つの帯域に留まらず、複数の帯域を利用する状況にある。このような状況において1 枚のフィルムに複数の周波数帯域において電磁波を選択的に透過あるいは反射させる機能をもたせることは重要であり、その開発が望まれている。本研究ではフィルム面上に周期的に配列された任意形状導体共振素子を用いて、その実現を図ろうとするものである。具体例として、無線LAN に使用されている2.4GHz と5.2GHz の周波数帯域を取り上げ、これらの帯域だけを可能な限り選択的に分離できるフィルムの開発を行っていく。
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