研究代表者 |
森田 圭紀 神戸大学, 医学部附属病院消化器内科, 助手
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 近年、消化管腫瘍に対する内視鏡的治療法は急速な発展を遂げ、従来の内視鏡的粘膜切除術(EMR)から内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の時代へと大きく変貌しつつある。ESDは大きさや粘膜下層の線維化の有無に関わらず腫瘍を一括完全切除でき、正確な病理組織学的評価を可能にしたが、手技習得が困難で出血や穿孔等の偶発症が多く、施行時間が長いという欠点もある。そこで安全・確実なESDの普及に向けて新たな処置具と2本の内視鏡を用いてESDを行う「Double scope-ESD」を発案し、早期食道・胃癌を対象にその有効性と安全性を評価する。
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