研究代表者 |
西川 敦 大阪大学, 大学院基礎工学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 現行の医用ロボットに使用されている電気モータなどのアクチュエータには、清潔性と安全性の問題が数多く指摘されている。これらの問題を解決するため、医用ディスポーザブルリニアアクチュエータの開発を行った。本アクチュエータは「水圧駆動方式」で感電や発熱の危険性がないため安全であり、また全体を容易に滅菌できるため清潔で、さらに低コストで製作可能であるため他の多くの医療器具と同様にディスポーザブル化が可能である。さらに、平成17年度シーズ発掘試験(斜視鏡の特性を利用した小型軽量内視鏡把持マニピュレータ)の成果と組み合わせて本アクチュエータを応用したディスポーザブル内視鏡手術支援ロボットの開発を医工産連携体制で行った。
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