研究代表者 |
谷口 泰造 神戸大学, 医学部, 医学研究員
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 昨年ノロウイルスによる食中毒が頻発し、風評被害の拡大を伴ったことから社会問題化し、早急な対策が望まれるところである。ところで、出産直後の新生児の免疫能、特に消化管からの感染予防には母親の母乳由来の抗体が重要な働きを演じている。 これらのことは、ノロウイルスなどの消化管感染予防における抗体投与の有効性を示唆するものと考えられる。 本研究では、消化管を介する感染の予防および治療に抗体を用いることを目指し、抗体を胃酸により失活させずに腸内へ移行させる経口投与法の開発を行う。
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