遺伝的網膜疾患の原因遺伝子の同定と診断チップの開発
研究代表者 |
古川 貴久 大阪バイオサイエンス研究所, 発生生物学部門, 研究部長
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 失明にいたる網膜変性症は原因遺伝子が多種類で、正確な診断をすることが将来の治療のためにも重要である。本試験では、発生初期から視細胞が形成されないマウス網膜の網羅的遺伝子発現解析を行うことで、網膜疾患の原因遺伝子の候補を同定し、変異の同定をおこなうとともに、診断ジーンチップの開発を目指す。これによって、現時点では治療法のない患者の正確な診断と症状の進行度の予想や遺伝子治療への応用が期待される。
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