米糠由来のフェルラ酸を主成分とするDDS用ベシクルの開発
研究代表者 |
坂本 英文 和歌山大学, システム工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | フェルラ酸は米糠から抽出された天然由来物質である。この化合物の水酸基に二鎖型のジアルキルアミノ基を付与した両親媒性化合物は水溶液中でベシクルを形成することが期待できる。この化合物で予め水溶液に溶解させておいた有機分子を内部に取り込ませたベシクルを作製し、フェルラ酸のビニル基部位と感熱性モノマーを重合して、生体内などで温度により有機物の放出が可能であるカプセルを作製する。基本分子が天然成分であるため、生体内での分解も期待できる。
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