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米糠由来のフェルラ酸を主成分とするDDS用ベシクルの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

坂本 英文  和歌山大学, システム工学部, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要フェルラ酸は米糠から抽出された天然由来物質である。この化合物の水酸基に二鎖型のジアルキルアミノ基を付与した両親媒性化合物は水溶液中でベシクルを形成することが期待できる。この化合物で予め水溶液に溶解させておいた有機分子を内部に取り込ませたベシクルを作製し、フェルラ酸のビニル基部位と感熱性モノマーを重合して、生体内などで温度により有機物の放出が可能であるカプセルを作製する。基本分子が天然成分であるため、生体内での分解も期待できる。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-25   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2023-03-29  

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