ハロペルオキシダーゼの酵素機能に基づいた環境調和型ハロゲン化プロセスの開発
研究代表者 |
平尾 俊一 大阪大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | ハロゲン化物は医薬品や有機材料合成における重要な合成中間体である。申請者は、酵素ハロペルオキシダーゼがハロゲン化物イオンを触媒的に酸化することに着眼し、この機能に基づいた触媒設計により水を反応溶媒として用いる環境に優しいハロゲン化触媒が開発できると考えた。本研究では、活性中心に存在するバナジウム等の遷移金属を検討し、ハロゲン化物イオンを触媒的にハロニウムイオンに変換する環境調和型プロセスの構築を目指す。
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