高気孔率・高強度を有する炭化ケイ素(SiC)多孔体の新規合成と自動車用セラミックガスタービン燃焼触媒担体の開発
研究代表者 |
間渕 博 大阪府立大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 自動車用セラミックガスタービン(CGT)は燃費の大幅な低減と、多種類の燃料が使用できることで注目されている。しかし、その燃焼条件は高温、高圧となるためNOx排出量が多く、このために低NOx化を実現する高度な触媒燃焼技術の開発が必須である。本課題では、超高温でも使用可能なセラミックス材料である炭化ケイ素(SiC)に着目し、申請者らが新規に開発した化学気相反応法を用いた合成プロセスにより、高気孔率・高強度を有するSiC多孔体を作製し、これらを自動車用CGTの燃焼触媒担体に応用するための試験研究を行う。
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