生体内輸送蛋白質を用いた難水溶性薬剤の新規ドラッグデリバリーシステム
研究代表者 |
乾 隆 大阪府立大学, 大学院生命環境科学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 創薬において、高い薬剤活性があるにも関わらず、難水溶性であるために研究開発段階で脱落する薬剤が多い。本研究は、今日まで製薬企業で困難を極めていた薬剤溶解度に対する問題を解決するために、生体内輸送蛋白質であるリポカリン型プロスタグランジンD合成酵素を用いて、薬剤活性の高い難水性薬剤を可溶化し、疾患部に輸送するという全く新しいドラッグデリバリーシステムの確立を目指す。
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