血管形成促進作用を有する天然物化合物の解明と創薬開発
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 虚血性心疾患や閉塞性動脈硬化症のような血管障害では、心筋や下肢組織の血流確保が困難となり重篤な結果をもたらすことから、新たな血管を形成し血流を確保する血管新生療法の開発が行われて来ている。しかし、血管形成促進物質の多くは高分子のタンパク質であり、遺伝子治療といった特殊な技術が必要となる。一方、薬草など天然物由来の低分子性血管形成促進物質は、安全で取り扱いが容易な経口投与薬剤の開発に繋がる可能性が高い。本研究では、天然物に含まれる血管形成促進物質を利用した血管形成促進剤開発の基盤を確立する。
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