アスベスト検出酵素を利用した喀痰アスベスト検査法の開発
研究代表者 |
西村 智基 広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 研究員
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 本研究代表者らは、既にアスベスト(クリソタイル)に結合するタンパク質を発見し、それを利用した大気中あるいは建材中の簡便なアスベスト検出法を開発した。今後、アスベスト含有建築物等の解体・建て替えの増加に伴い、飛散アスベストの増加が心配されるが、現在のところ個人暴露を簡便に評価できる技術はない。そこでアスベスト検出酵素を用いた簡便な検出法を、生体試料(喀痰)用に改良し、個人暴露のモニタリング技術として応用開発する。
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