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他局による干渉を抑圧する光CDMA方式の性能評価

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

松元 隆博  山口大学, 大学院理工学研究科, 助手

研究期間 (年度) 2007
概要本研究では、研究代表者らが提案している光ZCZ(zero correlation zone)符号を光符号分割多元接続(CDMA)方式に適用することで、従来、一般的に使用されている光直交符号を用いた光CDMA方式よりも多数のユーザによる多元接続を実現できる光CDMA方式の実現を目指す。光ZCZ符号とは、ゼロシフト及びその前後の、あるシフト範囲の相互相関値がゼロをとるような特性をもち、かつ系列数が数学的上界を満たす符号である。 本研究では光CDMA方式に一般的な光直交符号と光ZCZ符号を用いたときの通信性能の比較を行う。具体的には、それぞれの方式を伝送路上に加わる雑音による干渉、多元接続による他局による干渉、及びビット間干渉に対する耐性を計算機シミュレーションとFPGAによって試作した送受信機によって性能評価を行ない、問題点を解明するとともに対策を研究する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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