内分泌かく乱化学物質除去機能を持つ複合化磁性ナノ粒子の開発
研究代表者 |
後藤 健彦 広島大学, 大学院工学研究科, 助手
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 現在、排水中の有害化学物質は主に活性炭により吸着除去されているが、活性炭再生処理に用いる有機溶媒が2次廃棄物になるという課題がある。そこで再生可能な吸着剤として磁性ナノ粒子に30040度の転移温度を境に親・疎水性が可逆的に変化する感温性高分子をコーティングした複合化粒子を開発することを目的とする。この粒子は、高分子との疎水性相互作用により疎水性有害物質を吸着し、磁石により回収することが可能である。
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