肝臓癌及び腎臓癌遺伝子治療のためのREIC/Dkk-3アデノ随伴ウイルスベクターの開発
研究代表者 |
賀来 春紀 岡山大学, 附属病院遺伝子細胞治療センター, 助手
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 肝細胞癌が世界で4番目に罹患率の高い癌であり、日本でも年間死亡数が33000人に達する。また、腎癌は有効な化学療法に乏しい一方で、原発巣切除が遠隔転移巣コントロールに有効に作用するという特性を有する。本研究は、癌細胞選択的アポトーシス及び免疫活性化作用を持つREIC/Dkk-3遺伝子による、肝癌及び腎癌の遺伝子治療用アデノ随伴ウイルスベクター (adeno-associated virus: AAV)の開発を行う。癌特異的高発現分子のプロモーター(hTERT)を使用することで癌選択性を付与し、またAAVのセロタイプによる臓器親和性の違いを利用することで標的性を向上させ、効率的な癌遺伝子治療を実現する。
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