担体添加バイオスラリー法による実油汚染微粒子土壌の浄化
研究代表者 |
奥田 哲士 広島大学, 環境安全センター, 助手
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 油に汚染されている土地(土壌)を浄化する際に多く用いられる方法に土壌洗浄法があるが、そこでは通常大きな土壌のみが洗浄され、再利用されている。しかし、重量で全体の平均2割以上を占める100μm程度以下の微粒子画分に付着した油の浄化は難しく、通常は埋立処分されており、その浄化と再利用が望まれている。本提案では、我々が取得した特許取得済の「担体添加バイオスラリー」法を基本に、これまで生物分解が非常に遅く問題となっていた上記の微粒子土壌上の油の生物浄化に関して、実際の汚染土壌に対して応用し、浄化速度を向上することを目的とする。
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