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複合イオンでカゴを充填した熱電変換材料の開発
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
高畠 敏郎
広島大学, 大学院先端物質科学研究科, 教授
研究期間 (年度)
2007
概要
熱電変換性能の優れたp型材料として充填スクッテルダイトLaFe3CoSb12が知られている。本研究では,原子量と価数が異なるCaとLaで複合的に充填し,格子熱伝導率を低下させ,熱電変換性能を向上させる。La1-xCaxFe4-yCoySb12の元素組成x,yを調整した材料を作製し,その熱伝導率,電気抵抗率,熱電能を評価する。p型材料として熱電変換性能を最大化するだけでなく,FeとCoの組成比を調節してn型材料においても性能を最適化する。