細胞膜女性ホルモン受容体を標的とした治療薬開発のための組換え動物の作製
研究代表者 |
水上 洋一 山口大学, 総合科学実験センター遺伝子実験施設, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 申請者は、GPR30が細胞膜に存在する女性ホルモン受容体であることを世界で初めて明らかにした。しかし、GPR30遺伝子の機能は十分に解明されていない。この申請はGPR30の遺伝情報を元に、GPR30が発現した組織だけが蛍光を発する組換え動物を作製し、女性疾患治療薬開発のモデル動物を作製することを目的にしている。この動物でこれまで未解明であった乳ガンや子宮ガン子宮筋腫などの女性特有の疾患の発症機序や治療薬の開発が可能になると確信している。
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