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コンクリートの諸元情報保持手段としてのICチップ活用に関する研究
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
河合 研至
広島大学, 大学院工学研究科, 助教授
研究期間 (年度)
2007
概要
解体コンクリートの大半は非構造用材料として低品質なリサイクルがなされている.構造用材料としての高度再生利用が進展しない大きな理由は,使用材料の種類・品質,配合などコンクリートの諸元が,長期供用後の解体時にはすでに保存されておらず不明な点にある.本研究は,ICチップを活用してコンクリートに諸元情報を間接的に保持させ,解体時における再生材料としての品質の確実性を高め,構造用コンクリートへの高度再生利用が可能なリサイクルを目指すものである.