バイオプロセスによる重要医薬中間体の環境調和型不斉合成
研究代表者 |
依馬 正 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | クロピドグレルは血小板凝集阻害活性を有しており、血栓によって引き起こされる脳梗塞や心筋梗塞の再発予防薬として使用されている。プラビックス (クロピドグレル硫酸塩の商品名) は、年間売上高が世界第2位にランクされている。遺伝子組換え大腸菌を用いた新規製造法により、クロピドグレルの鍵中間体である(R)-o-クロロマンデル酸メチルエステルを対応するケトンの不斉還元にて合成し、これをコア技術とした環境調和型製造法を確立する。
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