高効率分子構築法を利用したイオンチャンネル制御分子の開発
研究代表者 |
門田 功 岡山大学, 大学院自然科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 閉鎖性海域である瀬戸内海では赤潮が頻発し、深刻な社会問題となっている。主な被害である魚介類の大量死や二枚貝の毒化は、赤潮プランクトンが生産する神経毒が原因である。これらの化合物はイオンチャンネルに作用し、極微量でも強い毒性を示す。本研究では、生理活性に着目し、天然物をモデルとした分子設計を行うことでイオンチャンネルを制御する分子を開発し、毒性発現のメカニズムを解明するとともに、新しい医薬資源としての活用を目指す。
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