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低温細菌由来コラーゲン分解酵素の構造及び生化学的性質の解析
研究課題
産学が連携した研究開発成果の展開
研究成果展開事業
地域事業
地域イノベーション創出総合支援事業
シーズ発掘試験
研究代表者
小川 雅廣
香川大学, 農学部応用生物科学科, 准教授
研究期間 (年度)
2007
概要
微生物の酵素は幅広い分野で利用されている。微生物の中には低温でも生育する低温細菌がおり,それらは低温で高い触媒活性を発揮する低温酵素をもつ。低温酵素は温めなくても効率よく働くので,食品等の原料加工への応用が期待される。申請者らは,牛スジなどの硬い生肉を生のまま軟らかくするため,硬さの原因タンパク質コラーゲンを分解する低温細菌のスクリーニングを行った。その結果,強いコラーゲン分解酵素をもつ低温細菌を発見した。本課題では,その酵素を精製し性質を調べ,実用化への可能性を探る。