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酵素法ビタミンB6分別定量キットの開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

八木 年晴  高知大学, 農学部, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要近年の安全・安心な健康増進の手段として、食品中の機能性成分に注目が集まっており、様々な保健食品の製品開発が進んでいる。そのような中、それらの機能性に対する評価方法の確立が、食品分野で重要な課題となっている。健康と精神活動を支える必須栄養素ビタミンB6は、天然に存在する6種類の化合物の総称である。最近、ビタミンB6の一つピリドキサミンに生活習慣病である糖尿病の合併症を予防し治癒する機能が見いだされたため、食品中や血漿中の本ビタミンの含有量測定法すなわちビタミンB6分別定量法のニーズが高まっている。しかし、現在、食品中や血漿中のビタミンB6を分別定量する実用的な方法は無い。本課題は、食品の持つ機能性とヒト血漿中のビタミンB6濃度をより正しく評価するために必要なビタミンB6分別定量用キットを開発し、キットを用いた場合の測定条件の確立を目的とする。本キットは特異性と感度を上げるために酵素を用いることを特徴とする。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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