高分子ポリマーとゼラチン・マイクロカプセルを用いた人工神経の開発
研究代表者 |
羽藤 直人 愛媛大学, 医学部附属病院耳鼻咽喉科, 講師
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 本研究は、人工神経という神経再生を誘導する医療用材料を開発し、臨床応用することを目的とする。人工神経は外筒と内筒の円柱状2層構造で、外筒は生体分解性の高分子ポリマーのナノファイバーを電界紡糸法で作製する。内筒はゼラチン・マイクロカプセルに神経栄養因子を結合させた構造で、移植後には神経再生に良好な環境が提供可能となる。今後、人工神経の長さや径、濃度を変化させ、モルモットを用いて最適な条件設定を行う予定である。
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