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耐久性に優れた軽量陶器瓦の研究開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

菅 雅彦  愛媛県窯業試験場, 技術支援室, 主任研究員

研究期間 (年度) 2007
概要阪神淡路大震災以降、防災瓦の開発が進んでいるが、近年は屋根瓦の軽量化が主流になっている。陶器瓦は、屋根材のなかでも耐久性が高いことから、シェアの50%以上を占めているが、その軽量化は、原料土の微粉砕による強度向上のみで行っているため、最軽量品で110kg/坪程度のものしかなく、金属屋根や化粧スレートに匹敵するものは開発されていない。これまでの手法では、陶器瓦のこれ以上の軽量化は困難な状況にあるため、繊維強化セラミックスの手法を新たに適用することで、陶器瓦の強度を従来の瓦に比べ1.5倍程度まで向上させ、さらに、厚みを薄くすることが可能な軽量瓦の開発を行う。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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