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糖鎖結合蛋白質を用いた悪性リンパ腫治療法の開発

研究課題

産学が連携した研究開発成果の展開 研究成果展開事業 地域事業 地域イノベーション創出総合支援事業 シーズ発掘試験

研究代表者

森 直樹  琉球大学, 大学院医学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2007
概要糖鎖結合蛋白質ガレクチン(Gal)はガラクトースを含む糖鎖構造に結合するレクチンであり、Gal9は2つの糖鎖と結合する部分がリンカーペプチドにより繋がった構造をしている。リンカーはプロテアーゼによる分解に感受性が高いが、リンカーを欠失したGal9は安定性が高い。Gal9はT細胞にアポトーシスを誘導するが、我々は成人T細胞白血病に対する抗腫瘍効果を安定化Gal9が有する事を明らかにしている。近年、B細胞性リンパ腫のエイズ患者での合併が問題になっており、本研究ではB細胞性リンパ腫に対する安定化Gal9の効果を検証する。

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2016-04-26   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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