新規ポルフィセン光増感剤の合成とハイブリッド触媒の開発
研究代表者 |
嶌越 恒 九州大学, 大学院工学研究院応用化学部門(分子), 助手
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 一重項酸素は、有機合成反応や光線力学療法(PDT)など様々な用途に用いられており、高効率な一重項酸素発生試薬の開発は学術的にも産業的にも高ニーズな研究課題である。本研究では、一重項酸素の発生剤として、可視部に強い光吸収帯を有するポルフィセンに着目し、ポルフィセン環骨格に様々な置換基を導入すること及び金属と錯形成(Pd, Zn など)させることで、可視光照射でほぼ100%の量子収率を示す光増感剤等を開発する。
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