カーボンナノチューブ合成基板電極を用いた直接電子移動型バイオ電池の作製
研究代表者 |
冨永 昌人 熊本大学, 大学院自然科学研究科, 助手
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 生体分子(タンパク質や酵素)と電極間の直接的な電子移動反応において、カーボンナノチューブ(CNT)が優れた電極として機能することを見いだしつつある。しかしながら、その再現性と安定性に未だ問題がある。本研究では、再現性の良さと安定性を兼ね備えた酵素固定化CNT基板電極を作製することで、高出力な直接電子移動反応型酵素電池を開発する。課題達成により、アウトプット電位の大幅なロスのないバイオ電池、生体内の各種酵素を用いた様々な酵素センサーの開発に応用できる。
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