研究代表者 |
松家 茂樹 福岡歯科大学, 基礎医歯学部門, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 炭酸アパタイトは破骨細胞による吸収を受け、最終的に生体骨との置換が期待できるため、骨欠損部位への代替骨としての開発が進められている。しかし、骨生成を促す骨伝導性に劣っており、骨欠損部の迅速な治癒を達成するためには、骨吸収性と骨伝導性を併せ持った材料を開発することが望ましい。Srは骨生成の促進効果を有し、炭酸アパタイト中のCaの一部をSrで置換したもの(以下、Sr含有炭酸アパタイトと呼ぶ。)は、より優れた骨置換材となり得ることが期待できる。そこで、本課題では、Sr含有炭酸アパタイトの合成技術を確立し、材料学的評価を行う。
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