環境騒音の利用による材料の革新的音響特性測定システムの開発
研究代表者 |
大鶴 徹 大分大学, 工学部福祉環境工学科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 本技術は、音源として自然界に存在する環境騒音並びに手軽に携帯可能な受音装置のみで、建築材料の吸音特性測定を実現する画期的な手法である。材料の背後構造や支持状態等まで含め、現場に設置されたままの状態、即ち“その場”での吸音(反射)特性を測定可能とする。建築分野ほか、騒音対策や音質改善を要する自動車、鉄道、電気、機械等の広範な産業界への適用が期待される。 本試験研究では、携帯型測定システムプロトタイプを設計・製作し、従来法(JIS、ISO)との比較で有効性を確認する。
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