コニカルスパイラルグルーブベアリングを用いた遠心血液ポンプ
研究代表者 |
塚本 寛 九州工業大学, 大学院 生命体工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 人工心臓デバイスは、高信頼性・長寿命・QOL向上の観点から、現在以上の小型化、高効率化が不可欠である。本研究は、コニカルスパイラルグルーブ軸受を備え、全置換型血液ポンプに必要な全揚程5m、流量8L/minの磁気駆動血液ポンプを開発目標とする。これにより血栓生成の原因となる軸シール部の排除が可能となる上、長寿命、小型化が可能な構造となり、小児用デバイスとしても期待される。本ポンプ実用化のため、ロ-タ-及びケ-シング形状を改善しポンプ形状の最適化及び高効率化を目指す。
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