生合成酵素を用いたテトラヒドロカンナビノール新規生産システムの開発
研究代表者 |
田浦 太志 九州大学, 大学院薬学研究院, 助教
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 大麻の活性成分テトラヒドロカンナビノール(THC)は鎮痛、鎮吐及び抗炎症等の活性を有し、慢性疼痛や多発性硬化症などの神経性難病や緑内障の適用にて米英など諸外国で医薬品として認可されている。本課題では低コスト、高効率で且つ高品質なTHCの生産システムの確立を行う。具体的には、THCの前駆物質THC-acidの生合成酵素の大量発現系の構築、酵素反応効率の向上検討を行ない、これら半合成的アプローチによりTHCの新たな生産システムの確立を目指す。
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