ナチュラルプロテインチップによる自己抗体検出システムの開発
研究代表者 |
荒木 令江 熊本大学, 大学院医学薬学研究部, 助教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 自己免疫異常を伴う疾患は多数報告されているが、その指標となる患者の自己抗体の検出は困難を伴い、特定の限られた疾患のみが検査の対象となっている。本研究では、ヒト脳神経系培養細胞可溶化蛋白質の一万個に及ぶ蛋白質からなるプロテオームマップと、これを電気的に膜上に転写したナチュラルプロテインチップを作成し、ヒト自己抗体を含む患者血清を用いたターゲット蛋白質の網羅的なスクリーニング・同定・プロファイリングシステムを構築し、脳神経系障害を伴う自己免疫疾患に対する検査キットを作成する事を目標にしている。
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