IGSF4/TSLC1抗体を用いた抗体治療法の基礎研究
研究代表者 |
森下 和広 宮崎大学, 医学部機能制御学講座腫瘍生化学分野, 教授
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研究期間 (年度) |
2007
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概要 | 成人T細胞白血病(ATLL)は HTLV1ウィルス感染に伴い発症する難治性白血病であり、感染者に対する予防や、白血病の治療法の開発が急がれている。我々は、ATLL ゲノム研究の途上でATLL白血病細胞特異的な表面抗原としてIGSF4/TSLC1を同定し、かつIGSF4特異的抗体を30種以上樹立した。これらの抗体中には細胞障害性活性を有する抗体が存在し、抗体療法としての可能性が高いため、これらIGSF4 抗体を用いたATLL に対する新規抗体療法を確立するための、非臨床試験の基礎実験を行う。
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